日産自動車 取締役副社長 松元史明様インタビュー2|日本のものづくりの強みとは何か?

2015ものづくり総合大会のオープニングセッション講演者 日産自動車 取締役副社長 松元史明様にお話を伺いました。(2015年2月18日ご講演、お役職はインタビュー当時、以下敬称略)

ものづくり総合大会はこちらから。

日本のものづくりの強みとは何か?

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2016ものづくり総合大会への期待をお聞かせいただけますでしょうか。

松元:
ドイツがIndustrie4.0の取組みを進めていますね。

一方、日本のものづくりは、これからどうしていくのか、どうやって強くしていくのか、といった課題に対して成功した事例や失敗した事例をものづくり総合大会の場で紹介できればよいと思います。
ものづくり総合大会の趣旨の所には、近いことが書かれていると思いますが、改めて重要な事だと感じています。

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日本のものづくりは技術力と「ワビ、サビ」や「おもてなし」の文化を持っていることに強みがあると思います。

松元:
業界によっては文化的な強みが広がってきていますよね。
おもてなしの文化は競争に勝っていく上で、ひとつの資産だと思います。

例えば、車でいうと品質の質感について昔は日本車がダントツだったのです。
今はその差がどんどんなくなってきていると思います。

新先生(企画委員長):
ドイツ勢がきていますよね。

松元:
ドイツもそうですが韓国も随分良くなってきていると感じています。
優位性がなんなのかというところをきちんと見極める必要があると思います。

それはグローバルに展開して、海外で競合すると実感することです。

新先生:
道路事情などの環境が違いますからね。

松元:
そうなのです。
ほんとうに環境が違うから、優位性どこにあるのかが分かりにくいのです。

一方で個別の環境に対応して種類を増やすごとにコストや開発費は上がります。
コスト競争力も必要になってくるので、共通化と地域特性とのバランスを取ることが重要だと思います。

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今日は本当にありがとうございました。

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