トヨタ自動車 専務役員 牟田弘文様インタビュー1|
これからのものづくりで大切なこととは?

2015ものづくり総合大会のオープニングセッション講演者 トヨタ自動車 専務役員 牟田弘文様にお話を伺いました。(2015年2月18日ご講演、お役職はインタビュー当時、以下敬称略)

ものづくり総合大会はこちらから。

トヨタ自動車 牟田弘文様

トヨタ自動車 牟田弘文様

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2015ものづくり総合大会にてご講演いただいた感想をお聞かせ頂けないでしょうか。

牟田
印象としては、みなさん本当に真面目に聞かれていたと思いました。

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皆さん真剣にメモを取ってお聞きしていたように感じました。

2016年ものづくり総合大会に対する期待をお聞かせ頂けますでしょうか。

牟田
日本のものづくりは、様々なところですごいところがあります。

日本のものづくりのすごい所を講演いただくともっと面白いと思います。

大企業だけでなく、規模が小さくてもすごい技術を持たれている企業があります。
そのあたりも紹介するとよいのではないでしょうか。

例えば、たたらですとか、日本古来の技、宮大工などもそうですね。

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確かにそうですね。

牟田
大切なのは新しい技術がひとつひとつ出来上がったら、その次を考えることが一番大事だと思いますね。

最近、製造業では技術情報をオープンにしている場合が多いです。

当社の開発部門も新しい技術を作ったらどんどん他社さんへ見せています。
社内へも技術をオープンにして、その次の技術を考えろと言っています。

結局、グローバルでものづくりをやっていくにはサプライチェーンの様々なところに技術を持っていかないと成り立たないのです。
トヨタの一つの工場で取組みを実施してもメリットが少ないのです。

ですが、オープンにしていると結局いい技術が外に流れていってしまう。

とにかく技術を出した瞬間に次の展開を考えていく。
常にそうした考えが必要なのだと思います。

松元(日産自動車 取締役副社長)
車のリバースエンジニアリングも同じですよね。
講演の中の映像を拝見しても徹底的にやっていますね。

牟田
やりますよ。
それは他の企業も実施している事だと思います。

松元
大きな発見はありますか。

牟田
あります。
例えば軽くつくる、部品点数を少なくする、などです。

他社さんにバラされても「どうやって作ったのだ?」と?マークをどれだけつけさせるかも仕事です。

新先生(企画委員長)
講演で話にありましたショップを横串にして展開するというのはトヨタさんの規模でやられたらすごいことですよね。

牟田
本当に大変でした。

最初は、各工場が自己流で様々な取組を実施しており、人がやったことなんてやりたくないと思っています。

それはそれでいいのですが、同じことを4つの工場でやるのだったら、違うことを4つやって一気に横展開したほうがいいと思うわけです。

新先生
すごいですね。

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