オリンパス取締役専務 林 繁雄様インタビューその5|CPP資格に取り組む狙いとは?

オリンパス株式会社 取締役専務執行役員 製造部門長 林繁雄様にお話を伺いました。
日本能率協会の安部武一郎がインタビューします。(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)

CPP資格に取り組む狙いとは?

(安部)
調達スキルの見える化及び能力向上といった狙いが導入当時にあったと伺いましたが、貴社には、現在でも継続的にCPPを多くご活用いただいております。その点での狙いについてもお話を伺えますでしょうか。

(林)
その狙いとしては、ワン・オリンパスの調達機能実現ですね。

組織を構築する際に、メンバーがベースの同じ知識を持ち、調達機能の体系を共通的に理解した上であるべき姿を構築できるということを狙っています。

中でも、やはりベースの知識が同じであるかどうかが、非常に大事ではないかと思います。

当社の経営方針にワン・オリンパスがあります。戦略や方針を一元化するために、齟齬なく理解できるような表現や用語で、調達機能の全員に伝達することを目指しています。

使う言葉がバラバラですと、小さなところから様々な問題が発生してきます。特に事業内容が異なる場合、言葉の定義や意味合いがかなり違っていましたので、CPPによってその統一化を図っています。

それから、もう1点はスキルマップですね。

教育体系を構築することで、事業によってバラバラだったスキルマップを一元化し、共通の尺度で、人材の分布や、個々人の強みや弱みが見える化できます。

さらには、弱い部分を補強する教育として、こちらもJMACさんにご支援いただきながら、オリンパスカレッジとCPPの体系を連動させ、教育体系もわかりやすく推進するという狙いもあります。

(安部)
貴社内でさまざまな事業をされている中で、もちろん使われている用語もさまざまに異なるのが通常なのだと思います。

(林)
そうですね。いろいろなところで微妙なニュアンスの違いなどがありましたので、その共通化を図るためにも、共通言語にすることは効果がありました。

(安部)
先程お話に出ましたオリンパスカレッジについて、簡単にご紹介いただけますか?

(林)
オリンパスの研修カリキュラムの1つなのですが、調達に限らずさまざまな分野でカリキュラムを組み、社内研修をおこなっています。

その中に調達というジャンルがあり、その研修の体系化はCPPの資格の内容に合わせて体系化を図っています。

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