日本信号インタビューその2|メカ的な駅務機器の生産とは?~生産革新プロフェッショナルコース~

2014年度受講者の日本信号 金田孝雄さん(ものづくり本部 宇都宮事業所 生産部 製造G)を訪問しました。
日本能率協会の勝田健太郎がインタビューします。(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)

メカ的な駅務機器の生産とは?

(勝田)
日本信号様の中ではいろいろな製品があると思いますが、実際に生産の現場で金田様が扱われているのは、どのような製品なのでしょうか。

(金田)
われわれが主に作っているのは、大体が駅務機器の製品になります。
1番わかりやすいのは、自動改札機と券売機ですね。
ほかには、券売機と形が似ている乗り越し精算機などを作っています。
最近ですと、人の転落を防ぐホーム柵やホームゲートなども作っています。

(勝田)
あの自動の柵ですね。

(金田)
はい。電車に乗るちょっと手前のホームの端についている柵ですね。
業務の具体的な例をあげると、改札機の中には切符を処理する「ハンドラー」という名前の機械があります。
これはメカ的な動きをする独立したメカユニットなのですけれど、その組み立てを行っています。
大きくは「メカ」と「本体」で、中に入っているものを「メカ」と呼び、そのメカを搭載している外側つまり、筐体を含めたものを「本体」と大きく呼び分けをしています。
ですから、自動券売機の本体の中には切符を作り出すメカですとか、お札、硬貨、カードなどを処理する機械が入っています。
今ですとSuicaやPASMOを処理する機械もうちで作っています。

(勝田)
最近は、特にホームの開閉の部分が、身近になってきており、いつも駅を使っている人間として印象深いですね。

(金田)
まだ導入されていない駅もありますので、これから導入されていく商品かと思いますが、作るための準備期間が長いので作り切るにも時間がかかってしまい、一気に展開するのは難しいのですけれどね。

(勝田)
JRや地下鉄とかに、基本的には増やしていくという方針なのですか。

(金田)
うちは注文をいただく方なので(笑)、増やしてもらえれば1番いいのですけれど。
多分、日本という国の考え方でもそういう方針でしょう。

(勝田)
インフラの安全レベルを高めていくのですね。
では、今後、ますます金田様のところで作られている製品が世に出ていくということですね。

(金田)
そうですね。
出ていってくれると、本当にありがたいなとは思っているのですけれど。

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